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2009/09/13

通過信号機

2007年11月、島原鉄道に乗ってきました。
先の記事『島原半島フリーきっぷ』の項と同じ時です。
 
Spb240042 Spb250221_2

4ヵ月後に廃止となる区間を走るトロッコ列車(左)に乗った翌日、島原-諫早間を急行列車しまばら号(右)に乗って往復し、目的の一つであった通過信号機を見てきました。
 
この記事に対する修正記事を書きましたのでこちらもご覧ください。

通過信号機とは、2現示式の信号機が設備されている駅で、通過列車に対し出発信号機の現示をあらかじめ場内信号機の位置にて予告するためのものです。現示は出発信号機に依存しますので、遠方信号機や中継信号機と同じ従属信号機の部類に属します。
 
通過信号機の概念図です。(修正しました。)
Tsuka Teishi
 
では、実際に見てみましょう。
 
Spb250131
島原駅の出発信号機です。
島原鉄道は停止と進行を現示する2灯式です。
 
まずは通過駅の場合です。
 
Spb250132
Spb250134
島原を出発した急行列車、隣の三会は通過駅です。
(左)上り場内です。上は場内信号機で進行現示、三会駅への進入が許されています。三会駅は通過ですので出発は進行、よって通過信号機も進行現示です。
(右)上り出発です。進行現示を示しています。
 
Spb250175_2 Spb250177
森山駅通過の場合です
(左)三会駅と同じく、上り場内進行・通過進行です。
(右)上り出発も進行です。
 
次に停止駅の場合です。
 
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大三東駅停止の場合です。
(左) 上り場内進行・通過注意です。上り出発が停止のため通過信号機は注意を現示しています。
(中)上り出発は停止現示。
(右)停止してすぐ進行に変わりました。
 
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西郷停止の場合です。
(左)同じく上り場内進行・通過注意です。上り出発が停止のため通過信号機は注意を現示している。
(中)上り出発は停止現示。
(右)下り列車の到着を待って上り出発進行です。
 
 
おまけ画像 
Spb240043_2
島原駅構内で見かけたキハ20形ディーゼル動車と、有蓋貨車流用の救援車。
 
 
 

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コメント

色灯式の通過信号機を鹿島臨海鉄道大洗鹿島線東水戸駅上りで見ました。停車中に運転士にも確認しました。昔運行していた快速列車のためのものだったそうです。

投稿: | 2016/10/25 22:13

ashiwodiさん、ご無沙汰しています。そして突然の乱入、失礼いたします。
通過手信号さんのおっしゃる通り、機械式(腕木式)の時代には通過信号機・遠方信号機に対してそれぞれ信号てこが設けられており、連鎖関係は設けられているものの出発信号機・場内信号機とは独立して取り扱うことができました。従属信号機用のてこが存在すること自体ヘンと言えばヘンなのですが、機械式の時代は技術的に1本の信号てこで複数の信号機を制御するのが難しかったのではないかと想像しています。
その後、少なくとも遠方信号機の場合は、色灯化の際にてこを廃止して完全に場内信号機に従属する「中継信号機」化された例しか私は知りません。ですのでおそらく通過信号機も同様に色灯式の場合は独立したてこを持たず、単に出発信号機の現示を中継するだけのものになっている可能性が高いと思うのですが。もしそうであればashiwodiさんのお書きになった図で正しいと思います。
ただし、色灯式でも独立した通過信号機のてこが設けられていることがないとは言い切れませんので、そうであれば通過手信号さんのおっしゃる通りかと思います。
いずれにせよashiwodiさんの現地確認に期待したいですね(笑)。

投稿: f54560zg | 2012/06/16 16:37

通過手信号さま、ご投稿ありがとうございます。

通過信号機現示についてのご指摘ありがとうございます。
「通過信号機の現示は出発信号機の現示に依存する」という言葉をもって「場内R・通過G」という絵にしていましたが、本当にそうなの?と言われれば自信がなくなってきました。
今回は通過列車の車内から確認しただけですので、実際の信号現示の遷移を確認したわけではありません。
これは一度現地で確認してみたいと思います。やぱりフィールドワークは大切ですね。
宿題とします。

投稿: ashiwodi | 2012/05/22 16:07

偶然通りかかった者です。「通過信号機の概念図」に疑問を持ったのでコメントします。左側の通過列車の図②と、右側の「停止列車」(「停車列車」の間違いですよね?)の図③の、『場内R通過G』の組合せは本当にその現示になっているのですか?確かに通過信号機は出発信号機の現示に依存しますが、あくまでも「出発信号機の現示をあらかじめ『場内信号機の位置にて』予告するためのもの」です。従って、通過列車に対しては『場内G通過G』で、停車列車に対しては『場内G通過Y』、列車が接近していなければ定位の『場内R通過Y』となり、これらが3灯の場内信号機の『場内G』『場内Y』『場内R』に対応しています。つまり『通過G』になるのは『場内G』の時しかあり得ないはずなのですが…
腕木式の場合は駅員が出発・場内・通過・遠方の順に信号テコを引いていました。『場内停止』のまま『通過進行』にしようとしても鎖錠装置が働いてテコを引くことが出来ないことを実際に見せてくれました。

投稿: 通過手信号 | 2012/05/17 19:33

f54560zgさま、ご投稿ありがとうございます。

色灯式の通過信号機は、「場内信号が二位式」かつ「通過列車がある」場合という限定された条件下にのみ設置されるものですので、非常にレアなものだと思います。

現状で日本国内には、以下の路線・駅に存在するようです。
秋田内陸縦貫鉄道・・・急行列車あり。
弘南鉄道大鰐線・・・通過列車なし。過去に快速列車あり。
岩手開発鉄道・・・貨物専業。
一畑電鉄・・・特急列車あり。
島原鉄道・・・急行列車あり。
神戸電鉄道場南口駅・・・通過列車なし。

専用鉄道や臨港鉄道などにもまだ存在するかもしれません。
他にもあるようでしたらどなたかご教示ください。

投稿: ashiwodi | 2009/09/23 22:11

通過信号機、珍しいですね。
国鉄も腕木式の時代は通過信号機が設けられていましたが、色灯化の際に場内信号機を3現示にして通過信号機を廃止するパターンがほとんどでしたね。ですから、色灯式の通過信号機はあまり多くは存在しなかったのではないかと思います。

投稿: f54560zg | 2009/09/22 21:37

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