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2013/06/09

津波標識

業務で日南市を訪れた際、線路にたつとある標識を見つけました。

日南市内のあちこちを回っていて、休憩しようと大堂津駅に立ち寄ったときに見つけたものです。実は宮崎から油津、油津から南郷に向かう列車の車窓からチラチラと見かけていて気になっていたのでした。また、この後、日豊本線を利用する際にも見かけることとなる標識です。

Sdscf6903 Sdscf6904

これがその標識です。
津波を図案化した下に「上400 下1460」とあります。おそらく「この地点より上り方400m・下り方1460mが津波の影響を受ける範囲である。」との意と思われます。
大堂津駅周辺はちょうど海に面した砂嘴地形となっており、標高も低く地域全体が浸水すると考えられる場所です。下り方1460mの地点は、日南線撮影名所の細田川橋梁を渡りきった高台になります。

JR九州では、東北地方太平洋沖地震のときもチリ地震のときも一部路線の運転を取りやめる措置をとっていました。その後、線路沿いに津波の影響を受ける範囲を示した標識を設置したものと思われます。


日南市は宮崎県南部の日向灘に面した位置にあり、目の前に太平洋の大海原が広がっています。国の防災指針等では、四国沖から日向灘沖のエリアを震源とする南海地震発生の際、大規模な津波が押し寄せる可能性が高いとされる場所です。事実、先の「平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震」のときも日南市油津港にて最大1・23mの津波を、また、また前年のチリ地震では近くの志布志港にて1.1mの津波を観測しました。これらのことを教訓とし、行政ではハザードマップに津波の項目を入れ、市内の各所に標高を記した看板や津波避難所の誘導看板を整備しています。

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